介護事務のやりがい、魅力

介護事務とは、全国にある介護施設に勤務をして、そこで行う介護業務に対しての介護報酬を計算するための業務です。

介護保険制度がスタートしたことにより、認定介護事業者において行われる業務においてはその内容に従い、介護報酬を自治体に請求できるようになりました。

介護保険がない時には、介護を受けるときにはその費用は全額自費で賄わなければいけませんでしたが、介護保険制度が導入されたことにより、介護にかかる費用のうち自己負担分は1割のみで、あとは国や自治体からの保険によって運営されています。

介護事業所では実際に事業所内で行った介護業務に関し、介護保険制度を適用した時に何点相当であるかを計算し、それをあとから請求するという形をとっているのです。

介護事務の仕事ではそうした介護保険制度について熟知をし、請求をするときに必要になる書類を作成してまとめるという業務を担当していくことになります。

よく似た仕事として医療事務というものがありますが、こちらは医療行為に対しての診療報酬を計算するための仕事です。

診療報酬の計算と介護報酬の計算は似てはいるものの、制度そのものが全く別になっていることから、実際に勤務をしていくためには別途資格や経験が必要になります。

介護事務なるための方法

介護事務として勤務をしていくときに必要となる資格は特にありません。
ですが前述の通り、介護報酬を計算するためには独自の計算方法をマスターしなければならないことから、ほとんどの人は事前に民間資格を取得しています。

介護事務の基礎能力を身につけることができる民間資格はいくつかありますが、代表的なものとしてニチイの「介護事務講座」や日本医療事務協会の「介護事務講座」、三幸福祉カレッジの「介護事務講座」などがあります。

これらは基本的には通信講座として開催されており、金額としてはだいたい5~7万円程度の価格で資格講座を受講することが可能です。

資格講座とは別に介護事務の民間資格も主催されており、それらに合格することにより就職の時に有利になります。

小さな介護事業所であっても、介護報酬を受ける場合には必ず介護報酬計算をする人材が必要になるものです。

介護報酬事務以外にも、それぞれの事業所内での事務作業を任されることもあるので、必ずしも介護報酬計算業務のみをしていれば良いという訳ではありません。

介護事業所に勤務をする場合は、これから施設を利用する人たちへの説明などを任されることも多くなっているので、事務所内だけで仕事をしていく仕事を希望している人にはちょっと難しいかもしれません。

ですが一般企業の事務職よりも給与面で有利なことも多いため、経験を積むことでキャリアアップも望めます。