ケアマネジャーのやりがい、魅力

ケアマネジャーは正式名称を「介護支援専門員」といい、介護福祉制度の施行に伴い設置されるようになった資格です。

介護保険制度においては、介護を受けたいと希望する人に対して、先に市区町村の委託を受けた業者が本人の要介護認定を行います。

要介護認定では本人の病状や日常生活の動作の範囲などについて詳しく調べ、その調査結果をもとにして主治医の意見書を添付して市区町村に提出します。

ケアマネジャーの業務はそうした介護認定が行われた人たちに対して、その介護度に沿ったケアプランを作成して、具体的な申請をしていくということです。

ケアプランを作成することで、それをもとにデイサービスや入所施設のサービスに申し込み、日程を合わせて利用できるようにしていきます。

また介護度が進行または改善するなどして必要なケアが変化してきた場合には、従前のケアプランを随時作成しなおし、その時々に必要なケア方法を提案していきます。

基本的に介護が必要な人一人に対して専門のケアマネージャーがつくことになっており、家族や本人の要望を聞き取りながら、最も適したプランは何かということを考えていく役割です。

ケアプランの作成は事務的に行う流れ作業ではなく、それぞれの家庭の事情に応じて使い分けていく共感性が求められます。

本当に必要なケアとは何なのかということを考えて、家族とともに介護が必要な人を支えていくという重要な役割を担っているのです。

ケアマネージャーになるための方法

ケアマネージャー(介護支援専門員)となるためには、特定の資格ではなく介護や福祉関連の資格や過去の実績により就業をしていくことになります。

具体的には厚生労働省によって定められている一定基準の実務を経験し、さらに介護支援専門員の実務研修受講試験に合格しなくてはいけないこととなっています。

さらに介護支援専門員実務研修の課程を修了することにより、介護支援専門員としての登録を受けることができるようになるのです。

平成28年10月末までの間に介護支援専門員実務研修受講試験に合格をした人は約66万人となっており、全国にある福祉の窓口業務に従事しています。

受験資格となる実務経験の種類としては、保健・医療・福祉分野で実務業務に5年以上携わるということが代表的です。

介護施設や福祉施設で介護を担当したり、医療機関で看護師や医師、理学療法士や作業療法士などとして勤務してきた、といった経験が該当します。

就業場所として最も人気があるのは、厚生労働省もしくは都道府県の自治体の介護保険担当課です。
公務員として随時募集をされているので、介護や医療関連の仕事からのキャリアアップとしても使用されています。